ずっと私のことを「お母さん」と呼んできた息子ですが先週ぐらいかな？ 突然「おかーぱん」って呼ばれて、まあツッコむのも面倒だから「はい」って返事したんですけれどもそれがいけなかったのかな。「あっ、おかーぱんでもアリなんや」って思ったらしくて、たぶんどこまで許容範囲なのか知りたくなったんでしょうね。
「おたーぱん」
「おぱーぱん」
って出世魚かと思うぐらいどんどん変化しちゃって最終的にいま私は息子から「ポパーパン」って呼ばれてるんです。誰？
昨日なんかいきなり「ポンパー」とか呼ぶからね。「ねえポンパー」「ポンパー！ きいてる？」「ポンパーぼくキャベツいやだ」って連発して、それなのに二時間後に「ねえおかーぱん……ポンパーて何？」とか言い出したわけ。知らん。知らんよ。ポンパーも生みの親からいきなり突き放されて困惑してるよ。
そんであまりにもポンパーがかわいそうだから「あー……小さい人だと思うよ」って適当に答えたら「小さい人？！」ってまあ食いつくこと食いつくこと。「強いの？」とか「どこにいるの？」とかいう質問に答えていたらいつのまにか「ポンパーは体長5センチ、箪笥のハンカチとタオルの引き出しに住んでいて、基本的に雀の背に乗って移動し、りんごジュースの雨を降らせることができる」みたいな意味不明な設定ができました。ことあるごとに「ねえポンパーは今なにしてる？」って訊いてくるから仕方なく「今ペットボトルのロケットで月に行ってる」とか答えてます。ポンパーの冒険譚が全然終わらない。
あと「おかーぱん、しりとりしようよ」って言うから「いいよ」って答えたら「よーし！チャーハン！」って突然の最終回。「おもちさん、ここはひとつンのつくことば以外でお願いします」と頼んだんですけどその後も
「みかん！」
「ライオン！」
「ふとん！」
って一人前にボケてるつもりなのか本気でしりとりのルールを誤解してるのか三歳の人の考えてることはよくわかりません！ おわりです！

マクガイバーとはえらい違いだよポンパー！

もういっこブログやってます。
一日