08月22日の「今日のダーリン」

・ぼく自身も、「ほぼ日」の乗組員たちも、
 気をつけていることなのですが、
 こちらからなにかお願いごとがあるときに、
 あちらが「断る」ということを、
 いつでも意識していたいと思っています。
 「お断りになることを歓迎します」とまで、
 わざわざ言うことではないのでしょうが、
 とにかく、「お断りさせてください」という返事が、
 言いやすいような頼み方をしたいと考えています。

 ぼく自身も、「ほぼ日」というチームも、
 こちらから依頼することもいくつもありますが、
 依頼されるということも、よくあります。
 そのときに、断りやすいような配慮を含んだ依頼には、
 信頼感を感じたりするものです。
 頼みごとの文面に、重くない感じで、
 「お断りいただいてまったく問題ありません」
 などと添えられていると、とても助かります。

 「断れないような頼みごとはするもんじゃない」
 というのは、尊敬する先輩方に共通する考えです。
 ほんとに、ぼくもそう思うし、
 「断ることを許されない頼みごと」というのは、
 考えてみたら「命令」というものですよね。
 外国映画のなかのセリフに、
 「これは命令だ」というのはよくありますよね。
 
 袋小路に追いつめた状態で、なにかをするというのは、
 なんでも、だいたい、よろしくないことです。
 それをやりがちなのは、ほとんどが、
 じぶんが「善いこと」をしていると思っている人です。
 じぶんがやっていることが「善いこと」でないと、
 人を動かしにくいから、
 じぶんのしていることを、どんどん
 「善いこと」だと思いこむように、
 じぶんをも「追いつめて」いってるのかもしれません。
 「善いことをしているときは、
 悪いことをしていると思っているくらいで、
 ちょうどいいんだよ」とは、吉本隆明さんのことばです。
 正義のお面をかぶりたがる人は、かないまへんな。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
読んでもらえる来てくれる、というのはうれしい励みです。