【動画】辺野古への基地移転反対抗議行動=三澤泰博撮影
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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画に反対する集会が23日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前であった。約3600人(主催者発表)が周辺の歩道を数百メートルにわたって埋め、「新基地建設をやめろ」と抗議の声を上げた。

 今月、埋め立てに向けた海底ボーリング調査が始まったのを機に、平和団体などが主催。国会議員らは「県民が反対する基地は造れないという歴史を切り開こう」などと訴え、昨年末に辺野古の埋め立てを承認した仲井真弘多(ひろかず)知事への批判も相次いだ。移設に反対する名護市の稲嶺進市長は「ウチナーンチュ(沖縄人)の心を見せる時だ」と述べた。

 同県浦添市の小学校教員、伊元真希子さん(34)は1歳の長女を抱いて初めて辺野古での抗議に参加した。2004年に始まったボーリング調査は抗議活動で中止されている。再び辺野古の海が荒れる日が来るとは思わなかった。「県外移設と言っていた知事も埋め立てを承認した。10年前とは切迫感が違う」