2014年8月23日13時08分
23日未明、大阪府の堺市から河内長野市を経て和歌山県かつらぎ町にかけ、30キロ以上にわたり路面に油のようなものが散乱しているのが見つかった。大阪、和歌山両府県警によると、国道371号などでスリップによる事故が20件以上起きたという。タンクローリーなどが油を漏らしたまま走行した可能性がある。両府県警は一部区間で通行を規制しているが、周辺では渋滞が起きている。
両府県警によると、油の散乱が確認されたのは、堺市西区上野芝町付近の府道34号や大阪狭山市の国道310号、河内長野市の国道371号を経て、和歌山県橋本市市脇や同県かつらぎ町まで続いている。
府警河内長野署管内では、バイクがスリップして転倒したり、自動車が接触したりするなど計13件の事故が起きた。いずれも路面に付着した油のようなものによる事故とみられる。こうした事態を受け、府警は路面に砂をまき、スリップ防止の措置を取っている。
交通規制は各地で行われているが、午後1時現在、大阪と和歌山の境の紀見トンネル~柱本交差点、京奈和道の橋本東インター~高野口インターの下り線が通行止めとなっている。
河内長野市の国道371号石仏北交差点では、警察官2人が「オイル漏れのため通れません」と迂回(うかい)するよう呼びかけていた。付近をバイクで通りかかった住民男性(59)は「ここは和歌山へ向かう観光客などで交通量が多いところなのに迷惑」などと話した。
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