日本アマチュア無線連盟という団体
という自分はこの団体のかなり古い会員であるが、そもそもこの団体はアマチュア無線家の利益擁護団体だと認識している。
日本の電波行政に対して、さまざまな意見や要望を出し、その政策に反映させてきている。
こういう行動を一般には政治活動と総称されるものであるが、今回この団体が実行委員会をつくって
開催しているハムフェアへの参加条件に
憲法につて”反対、賛成、守るなどーーは政治活動であり、これを行わないこと ” ということを
主張してきた。アマチュア無線家9条の会の出展申請に対する回答であるが、憲法について”ものををいうな”とは
何様か?でもあるが、その理由を問い合わせたが、期限までなんらの回答もなかったので今年で6回目となる出展申請を行い、ブースの割り当ても終了した。
夏の夜のこわーい話である
聞いてみるといろいろ経過はあるようだが、憲法に関する無理解とか、”政治活動=悪”なる偏見とかの
稚拙な議論を差し引いてみると、アマチュア無線局の運用規範でもある”アマチュア業務”という概念と
日本国民としての憲法に保障された諸権利などにかんする問題点の混乱があるように見受けられる。
この問題でわかりやすいのはQSLカードの交換である。アマチュア業務として行った無線通信の記念として
これらの交換が行われるが、このカード交換はアマチュア業務外であり、社会的常識、良識の範囲内で
なんらの制限もない。 |