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ネットバンキング 不正被害が急増
8月23日 6時11分

ネットバンキング 不正被害が急増
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インターネットバンキングで利用者が不正に預金を奪われる被害は、ことし4月から6月までの3か月間で個人が4億円余り、企業などの法人が2億円近くといずれも過去最悪のペースで増えていることが分かりました。

全国銀行協会が大手や地方銀行など192行を対象に調査したところ、ことし4月から6月までの3か月間に個人の利用者がインターネットバンキングで不正に預金を奪われた被害は413件で、金額では4億4900万円に上りました。
調査対象の銀行が増えているため、単純な比較は出来ないものの、昨年度の同じ時期と比べると件数で3倍余り、金額で4倍余りと過去最悪のペースで被害が増えています。
一方、企業などの法人の被害も急増しており、ことし4月から6月までの3か月間では合わせて46件で、被害金額は1億9800万円でした。
企業などの被害は過去最悪だった昨年度が1年間で35件、金額で1億8300万円で、今年度は3か月間ですでにこれを上回るペースで被害が増えていることになります。
全国銀行協会は「銀行としても安全対策の強化に努めているが、個人や企業を問わず、利用者に対してもウイルス対策ソフトを最新のものにするなど、対策の徹底を呼びかけていきたい」としています。

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