文ちゃんのひとりごと 2014.04

火曜日, 4月 1st, 2014


卒業式やら入学式やら引越しやら、思い出のいっぱい詰まっている春がやってきました。

なかなかに苦しいことも多い人生ではありますが、誰でもが「あの時は楽しかったな」と思い出すことが、いくつかはあることでしょう。

その思い出のシーンには、必ずペアーのように笑顔がセットになっているものです。

祖父母、両親、兄弟、先生、友人、上司、お得意先、ご近所の方などの笑顔が・・・。

将来、きっと思い出すだろうと感じた出来事がありました。

神戸の中学2年生には「トライやる ウイーク」という行事があります。

一週間、企業や団体に行って、仕事の体験をするという企画であります。

 

4年前の秋に、わが「うらがみ談話室」に、ひとりの女子中学生が来られました。

モチベーションの勉強やら、東灘区まちづくり探訪や、神戸市役所の仕事訪ね、神戸市会本会議場見学などの研修を行いました。

その中学生が高校生になり、三月末のある午後、今度は京都の大学に入学するということで、あいさつに来られました。

小柄のスマートな少女でしたが、高校では英語は一番だったそうです。

ワンルームマンションに住んで、自炊するということなので、私のお気に入りの舶来大皿やら、使ってなかったチェコのペアーのマグカップをプレゼントしました。

 

あれから4年。おとなしかった女子中学生が、よくしゃべる女子青年になっていました。

夢は、留学!とのこと。

両者、満面の笑顔でハグをしながら、ひとつの俳句をプレゼントしました。

 

「バラの芽や やがて百千 万の葉に」

 

【そこで、今月のひとりごと】

よーし。俺も、頑張るぞ!まだまだ葉を茂らせ、花を咲かすぞ。


神戸市会議員 浦上忠文
E-mail: tadafumi@uragami.jp
http://www.uragami.jp/

「勇気が生まれる 心のわすれもの」
神戸から世界に伝えたい、”61”の超短編小説!