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気象庁「平成26年8月豪雨」と名付ける8月22日 16時21分
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先月30日からの台風12号と11号、それに前線などによる記録的な大雨によって各地で起きた災害について、気象庁は「平成26年8月豪雨」と名付けました。
気象庁によりますと、九州から東海を中心に今月中旬にかけて台風12号や11号の影響で大雨になり、その後も大気の不安定な状態が続いて東日本や北日本でも記録的な大雨になった地域があります。
先月30日から21日までに降った雨の量は、高知県の香美市繁藤で2295.5ミリに達したほか、今月15日からの48時間の雨量は、京都府福知山市で341ミリ、岐阜県高山市で330.5ミリとそれぞれ観測史上最も多くなりました。
また、今月20日の明け方にかけては、広島市三入で1時間に101ミリの猛烈な雨を観測するなど、記録的な大雨が降って大規模な土砂災害が発生しています。
総務省消防庁によりますと、大雨で水につかったり壊れたりした住宅は21日までに確認されているだけで全国各地で9115棟に上っているということです。
このため気象庁は、先月30日から全国各地で降った大雨による災害について、「平成26年8月豪雨」と名付けました。
気象庁は、防災上の教訓を伝えるために大きな被害が出た災害に名称を付けることがあり、気象災害に名称を付けたのは、おととしの「平成24年7月九州北部豪雨」以来です。
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