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【大リーグ】

和田、メジャー初完封が幻に…。 コールド取り消し22日再開

2014年8月22日 紙面から

◇ジャイアンツ8−3カブス

 和田毅投手(33)の初完封は幻となった。大リーグ機構は20日、5回途中降雨コールドゲームとなった19日のカブス−ジャイアンツ戦をサスペンデッドゲームとすると発表。21日(日本時間22日)に5回裏から続行される。この試合で和田は5イニングを無失点と好投して3勝目を手にしていたが、勝ち星もお預け。中1日で再登板はできず、他の投手にマウンドを託すことになる。

 ジ軍の執念が和田の初完封を消した。19日は5回表終了時に大雨となり、4時間34分後にコールドゲーム。カ軍が2−0で勝利したが、現在ナ西地区2位でワイルドカード争い真っただ中のジ軍は引き下がらなかった。試合が続行できなかったのはカ軍のグラウンド整備に不備があったためと主張。大リーグ機構も認め、一転して再開となった。

 実際、防水シートが速やかに張られなかったのは事実で、時事電などによるとカ軍のレンテリア監督は「どうしても勝ちたい気持ちは分かる」と理解。和田も「残念だが、どうしようもない。自分が言っても何か変わるわけじゃない」と冷静に受け止めた。

 和田の勝利投手の権利は保たれたままで、カ軍がリードを守りきれば2日遅れで3勝目が確定。左腕は「まだチームが負けたわけじゃないので、このまま勝つことを祈って一生懸命応援する」と期待しつつ、「昨日はいいところも悪いところも出た。次の登板に生かしていきたい」と気持ちを切り替えていた。

 

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