事件ASKA被告にMDMA販売、住吉会系幹部ら逮捕 組織的売買とみて捜査本部設置2014.8.21 11:16

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ASKA被告にMDMA販売、住吉会系幹部ら逮捕 組織的売買とみて捜査本部設置

2014.8.21 11:16

 歌手のASKA(アスカ)=本名・宮崎重明=被告(56)=覚せい剤取締法違反などで起訴=に合成麻薬MDMAを販売したとして、警視庁組織犯罪対策5課は、麻薬取締法違反容疑で、指定暴力団住吉会系組幹部、安成貴彦(47)=東京都世田谷区南烏山=と、ASKA被告の知人で無職、柳生雅由(64)=新宿区富久町=の両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を否認している。

 組対5課は、安成容疑者が幹部を務める暴力団「二代目大昇会」が麻薬や覚醒剤を組織的に売買していたとみて、戸塚署に捜査本部を設置。新宿区の本部など数十カ所を家宅捜索し、違法薬物の入手ルートや売却先などの全容解明に乗り出した。

 逮捕容疑は3月24日、東京都目黒区のASKA被告の自宅車庫で、MDMA100錠を50万円で販売したとしている。

 ASKA被告が「数年前から電話で柳生容疑者に依頼し、MDMAや覚醒剤を買っていた」と供述したことから関与が浮上。柳生容疑者が安成容疑者からMDMAを仕入れ、ASKA被告に譲渡していたとみられる。組対5課は、ASKA被告が別ルートでも入手していたとみている。

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