遭遇
俺の名前はサトシ19歳だ
本日発売の5DSと言うハードの大人気シリーズ「パケットモンスター」最新作を先ほど購入してきた。
パケットモンスターシリーズは毎回購入しているので今回もそんなに苦労せず攻略できるだろう
家への帰り道、待ちきれずにパッケージを開け歩きながら早速プレイすることにする
「えーと まずは名前入力か」
名前なんてぶっちゃけどうでもいいや
とりあえず『おまかせ』なんて選択肢があったからそれにする
決まった名前は[えなり]だった
まあいいかな
名前が決まったところで白衣の白髪じいさんが出てきた
どうやらゲームについての説明をしてくれるようだ
「久しぶりじゃな えーと 確か名前はえなりじゃったカナ? 」
全然久しぶりじゃないデース
「とつぜんじゃが えなりくん 君にはパケットモンスターの世界で冒険してもらう パケットモンスターの世界はパケモンというモンスターを捕まえて戦うバトルRPGなんじゃ えなりくん! パケモンマスターになりたいかね!」
まあいつも道理のチュートリアルって感じだな
「そうかそうか なりたいじゃろ ワシは君の家の隣の研究時でまっておる パケモンが欲しければ来るといい では冒険の始まりじゃー」
よーし 今回も頑張るぞーと意気込んだ瞬間だった
ゲーム画面に集中していた俺は居眠り運転のトラックに引かれ死亡・・・
死に際に思ったことは「もうちょいパケモンしたかった」だった
目を覚ますと見たことのない天井
ん? 助かったのだろうか ってことは病院か?
俺はトラックに引かれたはずだ なのに腕も足も痛くも痒くもない
起き上がり周りを見渡す
そこは広い部屋だった
部屋にはアナログテレビ テレビゲーム機 ベッド パソコン 本棚 と色々な物が置いてある
そして壁にはアナログ時計
!!!!?
アナログ時計の進みが尋常じゃないくらい速い
通常であれば60秒で針がヒトコマ動く筈なのに1秒ごとにカチカチ動いている
部屋を物色していると端っこにしたへ下る階段を見つけた
とりあえず下に行ってみようかな
降りた
するとリビングのような場所がありソファーの上には30代ほどの一人の女性が座ってテレビを見ていた
「おはよう えなり さっきオードキ博士が起きたらすぐに来るようにって言ってたわよ」
あーね 理解しましたー
部屋の形といい家具といい見覚えのある物が多いなと思いましたよ
名前も えなりだし
どうやらトラックに引かれたついでにパケットモンスターの中に転生しちゃったみたいね
時計の進み具合といい
毎度のお約束である階段降りると母親に絡まれる設定といいゲームそのものだわ
まあ転生したからには楽しむとするかな
「おはようございます オードキ博士のところに行ってきます」
そう言って早速家を出ていく
オードキ博士の研究所に行けばパケモンを貰うことができるがオードキ博士はあえて無視しよう
ちょっとした道を挟んで家の右側にある研究所をスルーして北に行くすると草むらへの入口かあったのでパケモンを持っていないけど入ることにする
すると草むらへの入口の横に立っていた小学生くらいの女の子が目の前に出てきた
「パケモンもってないのに入っちゃダメだよー 襲われちゃうよー?」
普通ならば追い返されるところだが今はゲームを操作しているのとは違い好きなように動き回れる
「どけよ」「キャ」
女の子を力ずくで除け草むらへ入る
しばらくの間入口付近の草むらを探索したが特にモンスターは出てこなかった
「いてっ」
何かにつまずき危うく転ぶところだった
足元を確認すると金色に輝くマルイ球体だった
拾い上げるとそれはMと書かれたボールだった
チョーラッキーだ いやラッキーなんてもんじゃないだろう こんな序盤からパケモンを絶対捕まえられるボール『マスターパケタマ』をゲットできたんだから
一体誰がこんなところに落としたんだろうな
まあ俺が代わりに有効活用してあげるかな
思わぬ収穫があったのでモンスターに襲われる前に帰ろうかと思ったその時!
上空から赤く燃える物体が飛んできた
それは燃えたまま地面に突き刺さりクレーターのようなものを作っていた
隕石?
と思ったがどうやら違ったようだ
クレーターの中心から両手に触手を生やした赤いゴム人間のようなやつが出てきた
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