橋本聖子団長、高橋大輔にキス「強制してない」過労で入院、文書で説明

2014年8月21日6時0分  スポーツ報知

 ソチ五輪閉会式後の打ち上げパーティーで同五輪フィギュアスケート代表の高橋大輔(28)=関大大学院=にキスを強制したと週刊文春に報じられた、参院議員で日本スケート連盟会長の橋本聖子氏(49)が20日、スポーツ報知の取材に文書で対応し「キスを強制した事実はありません」と説明した。橋本氏は過労のため、国会終了後の7月下旬から入院しているという。

 日本オリンピック委員会(JOC)で常務理事兼選手強化本部長を務め、同五輪では選手団の団長を務めていた橋本氏は「ほかの選手、コーチ、スタッフなどにも敬意と感謝を込めハグをしていました」と明かし、高橋に特別な感情はないとした上で「一般の方の誤解を招くようなことがあったとすれば、気を付けなければならないと反省しています」とコメント。現在は講演など仕事がある場合は、病院と現場を往復しているという。

 今回の問題に対し、JOCの竹田恒和会長(66)は、ユース五輪開催中の中国・南京で報道陣の取材に応じ、選手村内での飲酒は問題ないとの認識を示した上で「本人とも話せていない。状況をしっかり確認してから対応を判断したい」とした。また会長を務める日本スケート連盟には、一般のファンから数件、抗議の電話があったという。同連盟幹部は「各団体を指導されてきた方なので、しっかりと対応しなければいけない」と語った。

 高橋は22日からのフレンズオンアイス(新横浜スケートセンター)に出演予定。21日には報道陣に練習を公開する予定だ。

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