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「子供に罪はない」では済まされない各種学校への支援:舛添知事が韓国人学校支援を約束

お盆休みが明けましたが暑い日が続いています。
毎日の街頭演説とご挨拶周りですっかり真っ黒になっている、静岡8区のげんまけんたろうです。

東京の舛添知事が韓国に行った際、韓国学校の増設を快諾したとのことです。
とても違和感を感じるニュースです。

どこの国の子供達であれ、教育を受ける権利は当然確保されなくてはいけないし、学校に通えないというのはなんとかしなくてはいけない。
A国が、外国であるB国にいる自国民の子供に対して、母国語含めA国流の教育をしたいというのも理解できる。

しかし、だったらそれはやはりA国自身で負担してもらわなくてはいけないのではないでしょうか。

B国政府に支援してもらう、つまりB国国民の税金を使うのであれば、その教育内容はB国基準でなくてはなりません。

各種学校の教育内容

韓国人学校も朝鮮学校も、各種学校に区分され、日本の公立学校とは少し違う扱いになりますが、都道府県から補助金が入っていることも少なくありません。

静岡県にも朝鮮学校が1校ありますが、ここにも県から補助金が入っています。
こうした各種学校への支援は慎重であるべきです。

私は県議時代、この朝鮮学校への補助金はおかしいではないか、と追及してきました。
どんな教科書を使っているのか県から入手しましたが、なんと日本のことを「日本侵略者」と記述してありました。
おまけにもちろん教室には金正日、金正恩両氏の写真が掲げられています。

こんな教育をし、国では拉致問題をしている朝鮮学校に、なぜ日本人の税金を使わなくてはいけないのか。

静岡県議会でこの問題を取り上げると事前に通告したところ、県の職員が入れ替わり立ち替わり来て、「この件はあまり深く追及しないでもらいたい」とお願いされました。
やっぱり触れたくない問題なんでしょう。
結局県からの答弁は「今後検討してまいります」という、実質「何にもしませんよ」というものでした。私が県議をやめた今も、おそらく補助金は続いているだろうと思います。
私以外この問題を取り上げる議員はいなかったですし。

しかしこういうところをうやむやにしたら、県の財政の問題のみならず、国益を大きく損ねることにつながります。

今回の舛添知事の韓国への約束がどんな意図かはわかりませんが、支援するのであれば少なくとも我が国の税金を投入するに足る教育をしているのかはしっかりとチェックをしなくてはいけないはずです。

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