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土砂や水で避難できなかった人も
8月21日 18時52分

広島市安佐南区八木3丁目では土砂や大量の水が流れるなか、避難できなかったという人がいました。

岩瀧貢さん(66)は20日午前2時から3時ごろにかけて自宅から避難しようと試みましたが、大量の水が家の前を流れていて外に出られませんでした。
岩瀧さんは、「今まで経験したことのないような雨でただではすまないという雰囲気を感じた。いち早く避難したかったが、家の前を流れる水の勢いがすごかったので、足を取られると思った。避難所になっている梅林小学校も入り口が浸水していると聞いたので避難しなかった」と話していました。
また、75歳の女性は、家の前に土砂が流れ込んだため、玄関の扉が開かず、避難できなかったと話します。
女性は、「空から滝が降ってくるような雨で、とても恐ろしかった。窓の外を見ると、はじめは水が勢いよく流れているだけだったが、午前3時ごろには直径数十センチの大きな石がものすごい速さで坂道を転がっていた。それから1時間ほどたっていざ逃げようとしたが、玄関を土砂が塞いでいて外に出られなかったので、家の中で夜が明けるのを待った」と話していました。

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