ロシアの食品禁輸措置、EUに年間67億ユーロの打撃-ING
8月20日(ブルームバーグ):ロシアによる西側諸国からの食品輸入禁止措置で、欧州連合(EU)が失う生産は年間67億ユーロ(約9198億円)に上ると、INGグループ が試算した。
ラオル・リーリング氏らINGのエコノミストは調査リポートで、「ロシアが講じている西側諸国からの食品禁輸措置に伴い予想される影響は(果物や野菜の禁輸による影響を)はるかに超える」と述べた。貿易によって生じる「付加価値」を加味したINGの調査によると、禁輸措置で13万人の雇用が脅かされる。
ロシアは今月、ウクライナをめぐり対ロ制裁を科した欧米諸国への報復措置として1年間にわたる食品禁輸措置を発表した。INGはロシア向けの輸出業者が直接的な影響を受けることはもちろん、こうした輸入業者に資材などを納入するサプライヤーにも影響が波及すると述べた。
EUの貿易データによると、EUは昨年、12億6000万ユーロの果物と7億6900万ユーロの野菜をロシアに販売した。INGのアナリストによると、EU産の食品のうちロシア向けは約6%に相当する。
原題:Russian Sanctions Seen Giving EU $9 Billion Hit in INGEstimate(抜粋)
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更新日時: 2014/08/20 23:42 JST