福島慎吾、朴琴順
2014年8月21日15時08分
今夏は西日本を中心に、記録的な豪雨に見舞われている。20日に土砂災害が発生した広島市でも、崩れやすい土壌に、すでに大量の雨が蓄えられていたところに大雨が降り、大規模な被害をもたらしたと見られる。いつもなら高気圧に覆われて残暑が厳しい時期に、何が起きているのか。
最近の天気図で特徴的なのが、日本列島に沿うように延びる前線。まるで梅雨時期のような状況になっている。
この前線は、冷涼な秋の空気と、暑い夏の空気がせめぎあう境界線だ。いつもなら、前線は勢力の強い太平洋高気圧に押し上げられて、より北にあるか、前線そのものが現れない。
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朝日新聞社会部
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