宮内庁は21日、広島県で大きな被害が出ていることを受け、天皇、皇后両陛下が22~29日に予定していた長野、群馬両県での静養日程をすべて取りやめると発表した。20日には一部の予定を中止すると発表したが、行方不明者の捜索が続いていることなどを考慮したという。

 同庁によると、両陛下は側近から状況の報告を受け、被害を大変心配しているという。