政治【阿比留瑠比の極言御免】平均月収は兵士の数十倍、慰安婦の虚像と実例+(1/3ページ)(2014.8.21 11:56

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【阿比留瑠比の極言御免】
平均月収は兵士の数十倍、慰安婦の虚像と実例

2014.8.21 11:56 (1/3ページ)

 大事な問題なのでしつこく書く。朝日新聞が5、6両日付朝刊で展開した慰安婦問題に関する自社報道の特集記事についてである。朝日は5日付1面の杉浦信之編集担当の記事「慰安婦問題の本質 直視を」で、こう主張している。

 「被害者を『売春婦』などとおとしめることで自国の名誉を守ろうとする一部の論調が、(中略)問題をこじらせる原因をつくっている」

 「慰安婦として自由を奪われ、女性としての尊厳を踏みにじられたことが問題の本質なのです」

 確かに、親に売られたり悪徳業者にだまされたりして意に反して慰安婦となった女性もたくさんいた。その境遇には同情するが、朝日の一方的な言い分には強い違和感を覚える。

 米軍が先の大戦中、ビルマ(現ミャンマー)で捕らえた朝鮮人慰安婦20人らに尋問した内容をまとめた米国戦争情報局資料「心理戦チーム報告書」(1944年10月1日)は、こう指摘している。

 「慰安婦は売春婦(prostitute)であるに過ぎない」

 ならば朝日はまず、米国に抗議すべきだろう。また、朝日のいう「自由を奪われ」「尊厳を踏みにじられ」といった画一的な慰安婦像も大いに疑問である。

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