80年代にリッジレーサーがあったらきっとこんなゲーム。
「Drift Stage」はPC/Mac向けに制作されている3Dレースゲームだ。このゲームが普通でないのは通常のレースゲームはいかにもリアルにグラフィックを作り込むところをわざと "デチューン" し、16色に減色したようなファミコン調のグラフィックに落とし込んだところだ。スリップするタイヤから出る煙はビットマップまる見えのガビガビ、空のグラデーションもマッハバンドが出まくってジャリジャリ。ビットマップ感まる見えのテクスチャーが、それでも不思議と落ち着いて見えてしまうのは80年代への郷愁ゆえだろうか。"敢えて落とす" 挑戦的な表現が増えているインディーズゲーム業界、これも3Dの処理の仕方だけで別の魅力を引き出すことができるよい例ではないだろうか。
Via.Drift Stage