国内最大級の自転車情報サイト

イタリアのキャノンデールプロサイクリングと、米国のガーミン・シャープが来季合併することが、８月20日に発表された。この２つのＵＣＩプロチームの合併話は、イタリアのラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト紙が７月上旬に報じていた。

ガーミン・シャープを運営するスリップストリーム・スポーツの発表によれば、スリップストリーム・スポーツの管理組織が来季も引き続きチームの所有権を持つが、米国の自転車メーカーであるキャノンデールが合併後の新チームのタイトルスポンサーになり、自転車を供給する。

2008年からスリップストリーム・スポーツのパートナーをつとめているガーミン社も、来季は主要スポンサーとして残ると発表されているが、タイトルスポンサーにとどまるかどうかは現時点では不明だ。

キャノンデールの主要選手であるスロバキアのペーテル・サガンとイタリアのイバン・バッソは、すでにロシアのティンコフ・サクソへの移籍が決定している。

ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト紙によれば、来季もキャノンデールとの契約が残っているモレノ・モゼール、エリア・ビビアーニら８選手が、合併チームへ移籍するのではないかと推測されている。

チーム登録は米国になるはずなので、来季はイタリアのＵＣＩプロチームが１つになってしまいそうだ。(http://www.slipstreamsports.com)
*