うまい人のボールって、ピンの手前で曲がるよね?
フックボールのことだね、曲がるとストライクがとりやすいんだよ。
ストレートボールじゃダメってこと?
ストレートボールも、フックボールも投げ分けできれば完璧だね。
でも、ストライク狙うなら、断然フックボールだよ。
よし、フックボールをマスターしよう!
   
▽入射角度とストライクの確率
 上左図は右投げの典型的なストライクのピンアクションです。
 このピンアクションのことをパーフェクトストライクと言います。
 ボールが直接ピンに触れているのは4本(赤いピン)だけ、というのが分かりますね。
 このことから、ボールで直接10本のピンを倒すのは不可能ですから、
 ピンを上手に飛ばしてなぎ倒す(ドミノ倒し)必要があるということが言えます。
 
 では、どこを狙えばストライクになるのでしょうか。
 上右図は横軸がレーンの板目、縦軸がストライク確率としたものです。
 右投げなら@番ピンとB番ピンの間(板目17.5枚目)をポケットといいますが
 ポケットにボールが当たると、ほぼ100%の確率でストライクになります。
 また、入射角度が大きくなれば、ポケットを多少外れてもストライクになりやすい、
 ということも分かりますね。
 
 フックボールでポケットを狙う、それがストライクを狙う方法なのです。
▽ナチュラルフックの投げ方
 まず、ボールの親指の穴を10時の方向に合わせて持ちます。
 構えた時からリリースまで、10時方向を保ってください。
 手首はまっすぐに、曲がっていてはボールを落としてしまいます。
 
 スイングは力まず、まっすぐに大きく腕を振りましょう。
 レーンの板目をなぞる気持ちでスイングすればまっすぐに振れます。
 
 腕が身体の真横に来た時がリリースポイントです。
 親指が先に抜けて、中指とくすり指でボールの重さを感じるように。
 この時の中指とくすり指でボールに斜めの回転がつきます。
 
 左図のように、右から2番目のスパット(赤○印の部分)を狙って投げてみましょう。
 うまくいけばピン手前(赤×印の部分)でフックします。
   
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