よくわからないから楽しい

たまに何を言っているのかも分からなくなります

なんだか高校野球まで息苦しくなってきた件

今年の夏の高校野球、例年にも増して変なところで騒がしくないですか? 

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<高校野球>健大高崎は“暗黙のルール” を破ったのか | THE PAGE(ザ・ページ)

高校野球では登板過多とか熱中症の問題とか、試合の内容以外でも毎年いろんな問題がクローズアップされますが、それにしても今年は「なんだかなぁ」っていう案件が多くて辟易しています。

個別の話に賛成とか反対とかではなく、わざわざ焚き付けるメディアとそれに乗っかる人たちに辟易してるって話です。当人たちがどう思っているかを勝手に慮って、ターゲットを見つけてボコボコにする。

「暗黙のルール」の話なんか、高校野球で暗黙のルールを肯定する人なんてごく少数派というか、ほとんどいないと思うんですよ。記事中の発言の出所を調べると一般人の独り言レベル。それを「いくつかあるうちの代表的な批判」であるかのようにあげつらう(※)ことに、どれだけの意味があるのか。最後の一文を読むと筆者自身の問題提起であるように見えなくもないけど、だったらなおさら、攻撃の矛先が別の一般人に向かうように仕向けるのはおかしいわけで。 

(※)あげつらう=物事の理非、可否を論じ立てる。 また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う

健大高崎の姿勢を賞賛するだけなら気持ちの良い記事になるはずなのに、わざわざ仮想の敵を作ることで話題にしようというメディア側の意図が透けて見える。それがまたすごく気持ち悪いし、モヤモヤする。

燃やしているその時は無敵モードで楽しいかもしれないけど、その煙が結果的に自分たち自身の息苦しさにつながるという悪循環。

SNSの摂理みたいなものなのかもしれないけど、どうにかならないのかねぇ・・・。

ネットの息苦しさは今に始まったことじゃないけど、自分が好きな野球にまでこういう傾向が顕著になってきたのが残念でしょうがない。

試合内容で盛り上がったり、将来性のある選手が発掘されたり。そういう所での面白い話題がもっと出てくることに期待しています。