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利用200万人到達 森山総合公園 金ケ崎町

 (08/21)
「元気100歳」促進に期待

 金ケ崎町生涯スポーツ事業団(理事長・髙橋由一町長)が運営する森山総合公園=同町西根森山=の利用者数が20日、200万人に達し、節目の利用者に記念品などが贈られた。1993年12月のオープン以来年間平均10万人近い利用で推移し、20年と8カ月で大台に到達した。近年は高齢者の利用が増える傾向にあるといい、事業団側は町の元気100歳プロジェクト事業と連携した健康づくりの拠点などとして利用増加に期待を込めた。

 200万人目の利用者となったのは水泳の練習のため月に1、2回ほどプールを利用している奥州市水沢区字欠ノ下の冨田ナナ子さん(63)。髙橋理事長と一緒にくす玉を割り、記念品のリュックサックと200日間の優待券を受け取った。

 200万人目を告げられ驚きの表情を見せた冨田さんは「広々として設備がいいし、スタッフが親切でフレンドリー」と同公園の魅力を語り、「クロールができるようになるまで通い続けたい」と笑顔で語っていた。

 同公園は、温水プールやアスレチックジム、スカッシュとラケットボールの各コート、エアロビクススタジオ、サウナを備えたスポーツセンターと、約5000人収容の硬式野球場、第3種公認陸上競技場、テニスコート6面、27ホールのパークゴルフコースなどで構成する総合運動公園。

 1日平均利用者数は315人で、プールなど屋内施設利用が全体の6割を占める。利用者の居住地は町内がほぼ半数でその他は北上市、奥州市など。近年は高齢者の健康増進教室への参加、長寿健康増進事業の利用が増えていることが特徴という。

 髙橋理事長は「20年の歴史と200万人の達成は大きな喜びだ。個人の年齢や体力に応じたトレーニングができるのがここの大きな特徴。施設を活用しながら元気100歳プロジェクトも推進したい」と話していた。

 同日は200万人の前後賞として北上市黒岩の菅原智さん(30)と同町西根の小原李沙さん(19)にも記念品が贈られた。

【写真】金ケ崎町生涯スポーツ事業団の髙橋理事長(左)から記念品を受け取る森山総合公園利用者200万人目の冨田さん