インターネッツは広大ですから、色々な人が色々なことを書いている。恋人がいなくて悲しみをこぽこぽと吐き出す人がいる一方で、彼氏彼女との日常を書いている人も多い。そうした呟きやブログ記事にはお決まりのように「リア充爆発しろ」といった趣旨のコメントが投げかけられる。実際に爆発してほしいほどカップルを憎んでやまない人もいるかもしれないが、定型文を書くかのように、取り敢えずノリで爆発しろと言っている人も多いような気がする。
「死んでしまえ」というよりは「羨ましい」が当てはまるようなそんな感じ?少なくとも俺はそんな感じで「リア充爆発しやがれ」と言っていたような気がする。
さて、はてなブログを読んでいると夫婦関係の話で、夫目線・妻目線 両方からの記事を見かける。面白い記事が沢山ある。みなさん気恥ずかしさもあるのか達観しているからなのかあんまり露骨にいちゃついた話を書くわけではなく、ほのぼのとした日常のひとこまを面白おかしく記述しているものが多く見受けられる。ただし、惚気がゼロかというとそうでもない。夫婦ともなると結婚式で永遠の愛を誓っちゃってる人も多いわけで、その辺はもうおおっぴらに「一番愛しているのは妻ですが」とか「この愛しい愛しい私の旦那なのだが、……」とかさらりと惚気けていることも多い。
ただ不思議とリア充感がない。こういう記事に「リア充爆発しろ」とか「けっ、リア充かよ」みたいなコメントはあんまりつかない気がする。俺が気づいてないだけだろうか。夫婦なんてリア充の究極系みたいなもんな気がするのだが違うのだろうか。
日本における恋人関係はある程度ふわふわしてて、くっついたり離れたり今度は別の人とくっついたり、なんてことがリア充界ではありふれているようだ。一方夫婦は永遠の愛というか、婚姻という一種の契約によってその関係性にかなりの責任を負う。そのへんか?
みんなバシッと縛られた婚姻関係よりふわふわした恋愛関係の方がいいんか?結婚は人生の墓場ってか。「結婚は人生の酒場」という星新一の言葉でも調べてみなよ!
いや、単にリア充を羨ましがる年齢層が中高生や大学生に多くて、夫婦関係を望むような年齢の人が少ないだけかな。なんかそんな気がしてきた。
というかリア充のもともとの定義を考えると恋人がいることは必要条件でも十分条件でもなくて、だから恋人がいる人ばかりが爆発しろと言われる現在の風潮は不当であるといいますか、そう、夫婦話をブログに書いてる人は爆発しろとか言われないのに、似たようなことを恋人関係の人が書くと爆発しろだのなんだの言われるのは悲しいんぜ。
まあぶっちゃけ恋人がいる輩はネット上の他人に「爆発しろ」と言われたところでどうということはないと思うので好きにすればいいんじゃね?考えるのめんどくさくなってきました。アッ、お腹も空いてきました。アイス食べたい。
*
えーなんだかよくまとまりませんが、みんな好きにすればいいと思います。僕も好きにします。ということでひとつ惚気けておくか。いくぜ!
・彼女の寝言シリーズその1
彼女「ぅう……ん……」
おれ「どした?」
彼女「玄関が……血まみれ……」
おれ「うは、なんでじゃい」
彼女「生理で……」
おれ「そんなに血ィ出たの!?」
・彼女の寝言シリーズその2
無いぜ!
スピードワゴンじゃないけどクールに去るぜ!
アバヨ!
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