国連、差別撤廃の対日審査開始 ヘイトスピーチ議題【ジュネーブ共同】国連人種差別撤廃条約の履行状況を監視する人種差別撤廃委員会の対日審査会合が20日、ジュネーブで2日間の日程で始まった。「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)と呼ばれる人種差別的な街宣活動や、朝鮮学校が高校無償化の対象とされなかった問題が主な議題。 対日審査は2010年以来、4年ぶり。差別問題の専門家ら18人でつくる委員会は審査を基に、日本への具体的な改善勧告を盛り込んだ「最終見解」を後日公表する。 日本政府代表は会合冒頭、人権擁護の取り組みを積極的に実施していると強調した。 【共同通信】
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