ユース五輪 体操女子 宮川が個人総合５位

8月21日 1時07分

中国の南京で開かれているユースオリンピック、体操女子の個人総合決勝で、１４歳の宮川紗江選手は５位でした。

体操女子、個人総合の決勝は、予選の上位１８人で争われました。予選９位の宮川選手は、ことしの全日本選手権の種目別で優勝した最初の跳馬で、高い難度の技を決めて、２位と好スタートを切りました。
続く段違い平行棒と予選で落下した平均台でも安定した演技を見せ、３種目を終えた時点で、３位とは僅か０．１５差の４位につけました。
しかし、最後のゆかで、予選でも失敗した最初の連続宙返りの着地でラインオーバーをする大きなミスが出て、得点を伸ばすことができず、合計で５３．３００で５位となりました。
３位のイギリスの選手とは０．８５の差でした。
宮川選手は「メダルが狙えるのは分かっていて、最後のゆかは力が入ってしまった。今は悔しさが大きいですが、本番は２年後のリオデジャネイロオリンピックだと思うので、悔しさを晴らすために練習していきたい」と目を赤くしながら話しました。
そのうえで、決勝に残っている跳馬、段違い平行棒の種目別については、「跳馬は金メダルも狙えると思うので、気持ちを切り替えて頑張りたい」と前を向いていました。