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すべて校内で解決すべき?「生徒が教師に暴力」警察介入に物議

教諭への暴行などで中学生の逮捕が相次いでいます。校内暴力に対して警察を介入させることが妥当なのか議論を巻き起こしています。۠

更新日: 2014年08月20日

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増加する中学生の「対教師暴力」

今年4〜6月、埼玉県内の男子中学生6人が、教諭への暴行や傷害の容疑で同県警に相次いで逮捕されていたことが分かった。

いずれも「胸ぐらをつかんだ」「胸を殴った」などで学校側が通報し、警察官らが現行犯で逮捕した。

事例【1】4月15日、草加市の中3男子2人が暴行容疑で逮捕

同級生への指導が「気にくわない」と50代男性教諭の胸ぐらをつかみ、壁に押しつけるなどしたのが逮捕容疑となった。

教諭にけがはなく、同市教委は「複数の教諭で対応しても制止が利かなかった」と通報理由を説明する。

事例【2】5月7日には、さいたま市の中3男子が、暴行容疑で逮捕

さいたま市の中3男子が頭髪を注意されたことに腹を立て、30代男性教諭の胸を殴るなどした暴行容疑で浦和西署に逮捕された

同署は「証拠隠滅の恐れがあるなど(法的な)要件がそろえば逮捕する。決して逮捕権の乱用ではない」とした。

対教師暴力事件は、埼玉県だけではなく全国の中学で散見される

これを背景に、埼玉県では、学校と警察が「必要に応じて協力する」と明記した協定が結ばれた

同県では、これまで積極的に学校と警察が連携してきた。2002年度に全国に先駆けて「スクールサポーター」制度を導入。

県警の非常勤職員が要請を受けて校内をパトロールしたり、問題を起こす生徒とその保護者への指導を行ったりしてきた。

現在は元警察官37人と元教員3人の計40人が活動する。

03年度には、学校と警察が「必要に応じて協力する」と明記した協定が結ばれた。

「金八先生」の時代(1980年代)には、学校への警察介入は衝撃的であり、問題とされた

1980 年代に放映されたテレビドラマ「3年B組金八先生」は、主人公の生徒が逮捕されるシーンが話題を呼び、

「問題生徒を『腐ったミカン』のように排除すべきで はない」とする教育論が優勢だった。

しかし、近年ではその教育論に限界説も

近年は体罰が社会問題化し、いわゆるモンスターペアレントなど保護者対応もより難しくなった結果、教諭による生徒への抑止が利かなくなっている事実がある。

対生徒への体罰に対して、教師側に厳罰が課される昨今。

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