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ソーラーカーの世界最速記録達成
8月20日 23時38分

国内外の自動車レースで活躍するラリードライバーの篠塚建次郎さんが、沖縄県宮古島市にある空港の滑走路を使って、太陽電池を動力源とするソーラーカーの世界最速記録を達成しました。

ソーラーカーの世界最速記録への挑戦は、滑走路の長さが3000メートルある宮古島市の下地島空港で、午前11時ごろから始まりました。
これまでの記録は、オーストラリアのチームが2011年に出した時速88.738キロで、ラリードライバーの篠塚建次郎さんが記録の更新に挑みました。
20日の宮古島地方は雲がやや多く、挑戦は空の様子を見ながら、雲が日ざしを遮る時間を避けて行われ、ソーラーカーに乗り込んだ篠塚さんは、助走区間を走ってスピードを上げていきました。
そして、午後0時半すぎ、これまでの記録を2.595キロ上回る91.333キロの世界最速記録を達成しました。
記録を達成した篠塚さんは「向かい風が強くて思うように加速できなかったが、世界記録を達成して安心した」と話していました。
また、記録の達成を見守っていた地元の男子高校生は「太陽光だけで何十キロもの速度を出して走ることができるのはすごいと思いました。デザインなど、自分たちのエコカー作りに参考にしたいです」と話していました。

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