給食費削減された独島警備隊、飲水代を心配

給食費削減された独島警備隊、飲水代を心配

2014年08月19日14時38分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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独島警備隊
  今年下半期に入り、独島(ドクト、日本名・竹島)警備隊員の給食費が44%削減されたことが分かった。管轄の慶北警察庁が新しく警察官を採用したことで人件費が増え、全体予算が不足したからだ。

  慶北警察庁と独島警備隊によると、7月1日から独島警備隊員の一日の給食費が1万5000ウォン(約1500円)から8350ウォンへと6650ウォン減った。

  独島警備隊員に対しては一般戦闘・義務警察の一日の給食費と同じ8350ウォンに「士気高揚および特殊地域勤務慰労金(以下、慰労金)」6650ウォンを追加で支給してきた。水が不足し、便宜施設もない孤島で勤務する状況を考慮したものだ。

  警備隊は慰労金をラーメン・パンのような副食やミネラルウォーターの購入に主に使っていた。独島警備隊側は「今までは予算が削られる前に備蓄しておいたミネラルウォーターやインスタントラーメンがあるが、これからは節約しなければいけない状況」と伝えた。

  キム・ヒョンス独島警備隊長は「8350ウォンで一日3食を取るのに問題はないが、隊員が自国の領土を守る独島警備隊員としてのプライドに傷を負った」と語った。

  給食費の削減を知った警察庁本庁は15日、慶北警察庁に不足分を支援すると通知した。しかしいつ支援するかは決まっていない。

  義務警察の一つである独島警備隊員は服務期間21カ月で、体力検査と面接・性格検査を通じて選抜される。
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