公然わいせつ容疑の地検トップ 免職処分に=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国法務部は18日、公然わいせつの疑いが持たれている済州地検の金秀昶(キム・スチャン)検事正(51)を免職処分にしたと発表した。金容疑者は辞表を提出していた。

 金容疑者は13日未明、済州市内の飲食店前で下半身を露出し、通報を受けて駆け付けた警察官に公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された。金容疑者は身分を明かさず容疑を否認、翌朝釈放された。

 金容疑者は警察官がわいせつ行為をした男と服装が酷似していた自分を間違えて逮捕したと主張している。現職の地方地検トップが公然わいせつで現行犯逮捕されたのは初めて。

 済州地方警察庁は18日、現場の防犯カメラの映像を入手し、国立科学捜査研究院に分析を依頼したと説明した。金容疑者が逃走を図ったほか、目撃者の女子高生が「(わいせつ行為をした男と)似ている」と証言したため、連行したという。

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