長谷川豊さんの与太記事について

 先般掲載しました当ブログのエントリーにおいて、長谷川豊さんより一部反論があったようです。

「姉歯物件は大震災でビクともしていなかった」と長谷川豊が言ってんだけどさ
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2014/08/post-44b9.html

 まず、私は長谷川豊さんとは面識が無く、長谷川さんを単なる一著名人と見ておりまして、その長谷川さんによる姉歯物件の耐震偽装に関する記述で明らかな与太話が書いてありましたのでこれの間違いの部分を否定する目的でエントリーを書いたものです。長谷川さんに対する敬称略というのはもちろん著名人の記述に対して論評する一般的な方法に基づいたものでしたが(当然ながら、私もおおいに呼び捨てられるし、それ自体は何ら問題ないと思いますが)、長谷川さんが気になるということでしたらそれについてはお詫びいたします。

 で、ちょっと忙しいので反応自体は駆け足になってしまいますが、長谷川さんが書いた反論エントリーについては正直なところ何が趣旨だかいまひとつ良く分かりません。

やまもといちろうさんの記事について
http://blogos.com/article/92827/

 もともとの長谷川さんの記事で、私が賛同するのは姉歯偽装の問題が発生した際に、マスコミによる報道が過熱し、あることないこと書かれた上で、被疑者となった人物の奥方が心労で自殺をされてしまったというのは「行き過ぎ」だという点です。これについては、テレビや週刊誌がバッシングを続け、必要以上にプライバシーが暴き立てられた結果、悲惨な結末となってしまったのは、メディアに関連する人間として襟を正す必要はあるでしょう。

 ただし、そのマスコミの体質についての批判だけで終えていれば何の問題もなかったものを、どういうわけか「あの姉歯物件は東日本大震災でビクともしていなかった」というタイトルで記述していて話になりません。

 と言いますか、ビクともしてなくても放置していたのなら、それは単なる違法状態です。
 威張ってる場合ではありません。

 重度な耐震偽装が問題視された構造計算書に基づいて施工された物件はすでに国会でも議論され

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Aug 20, 2014




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