橋本聖子ソチ選手団団長、打ち上げで高橋大輔とキス!執拗に迫る!?…週刊文春報じる

2014年8月20日6時0分  スポーツ報知

 参院議員で日本オリンピック委員会(JOC)常務理事兼選手強化本部長の橋本聖子氏(49)に“スキャンダル”が発覚した。ソチ五輪フィギュアスケート男子代表の高橋大輔(28)=関大大学院=に同大会終了直後の打ち上げパーティーでキスをしていたと、20日発売の週刊文春が写真入りで報じた。スポーツ界の各要職を兼任し、次期閣僚候補としても注目される橋本氏は、同誌の取材にキスの強制を否定した。

 日本スポーツ界のトップに、とんでもないスキャンダルが発覚した。週刊文春によると、問題が起きたのは今年2月のソチ五輪閉会式後、深夜に選手村内で行われたJOCスタッフによるパーティー。軽食のほか、酒も振る舞われ、数十人が参加していた。その席で、大会の選手団団長を務めた橋本氏が高橋に抱きついて執拗(しつよう)にキスを求め、高橋も最後は受け入れたという。同誌ではキスの瞬間の写真も掲載されている。

 橋本氏は参院議員であるだけでなく、日本スケート連盟会長、JOC常務理事兼選手強化本部長など多くの要職を兼任。20年東京五輪・パラリンピック組織委員会でも理事を務めるなど、政界とスポーツ界をつなぐパイプ役として中枢を担っている。

 バンクーバー五輪でフィギュア日本男子初の銅メダルを獲得し、ソチでも6位に入賞するなどエースとして活躍してきた高橋とは21歳の年の差があり、“上司”と“部下”の関係ともいえる。酒席とはいえ、異性にキスを強要したとすれば、セクハラ、パワハラと取られかねない行為だ。

 橋本氏は同誌の取材に文書で対応。キスは強制ではなく、選手団の選手や役員は外国選手等との交流が多く打ち上げなどでごく自然にハグやキスをすることがある、とした。その上で「一般の方の誤解を招くことがあったとすれば、気を付けなければならないと反省しています」などと弁明している。

 安倍内閣で次期閣僚候補に浮上している橋本氏のスキャンダルがどのような影響を及ぼすか。政界やJOCなどの対応が注目される。

 ◆橋本 聖子(はしもと・せいこ)1964年10月5日、北海道・安平町生まれ。49歳。3歳でスピードスケートを始め、駒大苫小牧高から83年に富士急に入社。84年サラエボ大会から冬季五輪4連続出場。88年ソウル大会からは自転車で夏季五輪3連続出場。92年アルベールビル冬季五輪1500メートルで日本女子初の銅メダルを獲得。95年の参院選に比例代表で当選し、現在4期目。日本スケート連盟会長と日本自転車競技連盟の会長を兼任。ソチ五輪では日本選手団団長を務めた。

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