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衝撃!あるバイオリニストが演奏しながら脳手術をしていたと話題に!!

意識のある状態で脳手術をおこなうことは珍しいことではないそうですが、アメリカのメイヨークリニックでおこなわれたのが、なんとバイオリンを演奏しながら手術するという驚きの方法だったんです!

更新日: 2014年08月20日

apu005さん

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世界初!演奏しながら脳手術をしたバイオリニスト

手術をしながら、バイオリンを弾く?!驚きの手術が世界で話題になっている・・・

ロジャー・フリッシュさんが抱えていた症状

Photo by Stockbyte / Stockbyte

40年以上バイオリニストとして生計を立ててきたFrisch氏にとって、手の震えは「安定して弦が弾けない」ということを意味し、致命的な問題でした。

話題になったのがその手術方法

※これはイメージ図です

震えを起こしている脳の部位を特定するために、手術では意識がはっきりした状態のFrisch氏の脳に電極が埋め込まれ、さまざまなポイントに微弱な刺激が与えられました。

意識のある患者に対して脳手術を行うということは珍しくありませんが、今回の手術の独特な点は、実際に手術中のFrisch氏がバイオリンを演奏したということです。

今回手術をおこなったメイヨークリニックとは?

アメリカ屈指の総合病院。世界的にも注目されている有名な病院。

メイヨー・クリニック(Mayo Clinic)は、アメリカ合衆国ミネソタ州ロチェスター市に本部を置く総合病院。

『USニュース&ワールド・レポート』誌の病院のランキングで毎年1、2位に入るこの病院は、世界中から難病を抱えた患者が訪れることでも知られている。

オバマ大統領が医療保険改革のスピーチでメイヨークリニックについて取り上げたことでも有名。

オバマ大統領が、「高い質の医療を提供しながら、医療費を低く抑えている」成功例としてメイヨー・クリニックとクリーブランド・クリニックを名指しし、アメリカの医療が模範とすべき対象だと褒め讃えた

覚醒下での脳手術はそう珍しいことではないらしい

手術をしながら演奏しているフリッシュさん

意識のある患者に対して脳手術を行うということは珍しくありませんが、今回の手術の独特な点は、実際に手術中のFrisch氏がバイオリンを演奏したということです。

覚醒下手術とは、痛みのない状態で起きたまま手術するもの

脳自体は痛みを感じません。普段起きる頭痛は脳を包む膜や皮膚で感じる痛みです。

そこで、皮膚や筋肉を切開するときに特殊な方法で局所麻酔を行い、点滴からも鎮痛剤を投与することで、痛みを感じずに脳の大事な部分が損傷されないか確認しながら手術が可能になります。

なるほど、脳自体は痛みは感じないんだね。

フリッシュさんの手術後と、その後の経過

施術後、Frisch氏はコントローラーを使ってペースメーカーを操作することで、手の震えなしでバイオリン演奏を行うことに成功。

3週間後にはミネソタ管弦楽団でバイオリニストとして活躍したとのことです。

無事成功して、仕事にも復帰することができたようです!

Photo by Sam Edwards / OJO Images

ピアニストじゃなくてよかったね。

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おもしろいネタを最優先してまとめているので、まとめになっていない記事もありますが、どうぞよろしくお願いします。

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