2014年8月19日21時01分
福島県田村市で、東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業を請け負っていた横浜市鶴見区の派遣会社「松栄ワークス」(破産手続き中)が、40代の男性作業員を雇用する際に、必要な健康診断を受診させなかったとして、今年6月に鶴見労働基準監督署から指導を受けていたことがわかった。同署は「作業員の健康のため適切に受けさせるべきだ」と指摘している。
同署などによると、同社は鹿島を中心とする共同事業体の除染作業の7次下請けをしていて、2012年8月に雇った男性に白血球数など特別な項目まで調べる詳細な健康診断を受診させなかった。除染などをする作業員は雇用時などに受けなければならないもので、診断書も会社で保管する必要があるが、偽造されていたという。
松栄側は朝日新聞の取材に指導を受けたことを認めたうえ、「健診を受けさせると現場に出るのに時間がかかるので、上位の下請け会社が主導して行っていたようだ」と話した。
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