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IAEAにイラン指導部が協力約束8月19日 11時00分
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イランのロウハニ大統領と会談したIAEA=国際原子力機関の天野事務局長は、イランの指導部が核開発問題の解決に向けてしっかりと協力することを約束したとして、今後のイラン側の対応に期待を示しました。
IAEA=国際原子力機関の天野事務局長は、18日、イラン訪問を終えて本部のあるオーストリアのウィーンに戻りました。
空港で記者団の取材に応じた天野事務局長は「イランの最高指導部がIAEAにしっかりと協力していくことを約束した」として、今後のイラン側の対応に期待を示しました。
IAEAはイランに対して、去年11月から核開発問題を検証するため、3か月ごとに具体的な取り組みを求めています。
これについて、天野事務局長は「次の措置で近いうちに合意できることを期待している」と述べ、新たな取り組みについても意見を交わしたことを明らかにしました。天野事務局長は、来月行われるIAEAの定例理事会の前にイランの核開発問題についての報告書を加盟国に配布することにしており、欧米との核交渉が難航するなか、イラン側がどこまで踏み込んだ対応を示すのか注目されます。
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