斎藤一人 愚痴と相談は違う 相談という名のエネルギー泥棒

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オレは、他人から相談を持ちかけられることがスゴク多いんですね。これは聞き上手なことの証明だと思っているので嬉しいし、長所を他人のためにいかせる機会だとも思っています。

ただ親身に相談を聞いていると、たまに相手がものすごくしつこくなることがあるんです。ずーっとメールが来続けたり、会うたびにグチを延々ときかされたりね。

相談をする人というのは悩んでいたりネガティブな気持ちになっていることが多いですが、聞く側がそれに引きずられてしまうといい結果にならないし、こっちがツラくなってしまいます

あくまで同情はしない、ということが大事ですね。


さて、今日は斎藤一人さんの「相談という名のエネルギー泥棒」の話を紹介します。


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相談には二種類あって、ひとつは「悩みを解決したいので、そのヒントが欲しい」というもの。こちらは問題ありません。

ただ、もうひとつ「自分のグチや泣き言を、誰かに聞いてもらいたい」というタイプの相談があります。これが厄介。

こういう場合は相談ではありません。


あなたに愚痴や泣き言を聞いてもらって、自分はスッキリする。


そして、話を受けたあなたの方は、疲れてグッタリする。


あなたのエネルギーが、相手に奪われているのです。


相手は、あなたからエネルギーを奪って、自分の心を満たしたいので、話をする前よりイキイキしています。


これを私は「相談という名のエネルギーどろぼう」と呼んでいます。


愚痴を吐き出すとすっきりする、ってのは確かにその通りなんですよね。でも、それを延々と聞いた側はしんどい、ということを覚えておく必要があります。

夫婦でも恋人でも家族でも、仲が悪くてうまくいってない人たちってだいたい愚痴っぽいように思います。エネルギーの奪い合いになっているのでしょう。

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一人さんは講演会で「いい旦那に限って早死するのは、妻から愚痴を聞かされてエネルギーを奪われているから。そこで病気にかかったらアウトになってしまう」という話をしていたこともあります。

「いい人」はついつい愚痴を聞いてあげたくなる傾向があるかもしれません。

でも、自分が消耗しているってことに気がついた方が良いですね。グチグチしている人とはきっぱり距離を置くこと、拒否することも大事です。

人は、心が疲れたり、ストレスがたまってくると、自分の中の「生命エネルギー」が少なくなってきます。


「生命エネルギー」は他人から横取りすることで、自分に補充することもできます。

「人からエネルギーを奪う」という方法は、一番悪質な補充の方法です。


「いい人」ほど自分のエネルギーを奪われやすいので、ぜひ気をつけてくださいね。


なお、このエネルギーを補充する良い方法として「自然に触れる」「朝日を浴びる」「自分をほめる」などが紹介されています。

人に愚痴るくらいなら、天気の良い日に公園でぶらりと日光浴をするほうがいいかもしれませんよ。


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