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石川のニュース 【3月27日03時27分更新】
「不信感抱かせた」と陳謝 山野金沢市長、車券売場「同意」で
同意文書は金沢市松村1丁目の「ゼノンビル」に競輪場外車券売場の誘致を計画してい る同ビル管理会社、太晃総業の太田武男代表取締役の求めに応じて署名、押印した。山野 市長は「個人的な信頼関係の中で出した私信だと理解している」と述べ、太田氏が競輪場 外車券売場の設置許可申請の書類として経済産業省に提出するとの認識はなかったとした 。 山野市長は今週中に、市議会に説明するとともに、大徳地区での競輪場外車券売場の開 設に反対する要望書を市長に提出した大徳、木曳野両小育友会の役員らに対しても釈明す る考えを示した。 山野市長は、市議会が25日に大徳地区では競輪場外車券売場の開設を認めないとする 趣旨の議決を下したことに「最終議決と理解している。わたしの意思は今回の議決と同じ だ」と述べ、大徳地区での開設は認めない方針を示した。 山野市長の会見に先立ち、山野市長の同意文書を添付して経産省に競輪場外車券売場の 設置許可申請を提出した太田氏が、市役所で記者会見した。太田氏は自ら作成した同意文 書に山野市長が署名、押印した経緯について「『迷惑を掛けないから』と無理やりお願い した。『申請のためにはんこを押してほしい』というやりとりがあった」と述べた。 同意文書を経産省に提出するとは思わなかったという山野市長の認識と食い違う点につ いて、太田氏は「説明が十分でなかったのかもしれない」と話した。さらに「自分の事業 の成就のため市長に迷惑を掛けたことは申し訳ない。すべてわたしの責任です」と述べた 。
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