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2014年08月19日(火曜日)

Windowsフォームに対するWPFの真の優位性とは

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 約一年半ほど前、弊社のSPREAD for WPFのリリースに合わせる形で「Windowsフォームに対するWPFの真の優位性とは」という記事(ホワイトペーパー)を執筆しました。この記事は試し読みとして前半の数ページは自由に読むことができたものの、全ページを読むにはアンケートに答えていただく必要がありました。最近、日本マイクロソフトの荒井さんがプログラミングWindows第6版のWPF版を書かれていることに代表されるように、WPFがなんとなく盛り上がってきていることから、内容を少し更新し、誰でも自由に閲覧できるかたちで公開しました。


WindowsデスクトップアプリケーションはWPFに進むのか? | GrapeCity Developer Tools


PDFへの直リンクはこちらです。


Windowsフォームに対するWPFの真の優位性とは


 このホワイトペーパー、書いた本人が言うのもなんですが、あまり他では書いていない結構いい内容が書いてあると思います。たとえば即時モードと保持モードを取り上げ、ありがちなWPFの描画パフォーマンスに対する誤解を解くような解説を行っていたります。以下、ホワイトペーパーより抜粋。


Buttonコントロールを1000個生成して表示するのに、Windowsフォームでは2.20秒かかりましたが、WPFではなんと0.06秒しかかかりませんでした。しかし、WPFはWindowsフォームの30倍以上もの描画性能があるのかなどと驚いてはいけません。この大きな差こそが即時モードと保持モードの違いを表す特徴であり、この計測方法ではWPFの描画パフォーマンスを正しく判断することができないことを示す結果です。


 実際にこのホワイトペーパーに出てくるデモは、私のblogでも紹介していますのでダウンロードして試すことができます。


デブサミ2011のセッション資料とデモ - Yuya Yamaki’s blog

デブサミ2011のセッションデモ解説 その1 - Yuya Yamaki’s blog

デブサミ2011のセッションデモ解説 その2 - Yuya Yamaki’s blog

デブサミ2011のセッションデモ解説 その3 - Yuya Yamaki’s blog


 これからWPFを始める人、WPFをはじめようか迷っている人に是非読んでいただきたいです。


 それからこれは私が書いた記事ではありませんが、SPREAD for WPFがなぜ歴代のSPREADとは異なるかたちのコンセプトで作られたのかといった開発秘話的な話の記事も公開していますので、こちらも是非読んでいただければと思います。


SPREADの再創造−日本の業務アプリにおける最強のデータグリッドを求めて−


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