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      放射線の正しい理解を

      放射線の正しい理解を

      放射線に対する正しい知識を身につけてもらおうと、被ばくの仕組みや日常生活への影響などをわかりやすくまとめた冊子を南相馬市の母親たちのグループが作成し、今後、市内の小中学校などで配布されることになりました。
      完成したのは「よくわかる放射線教室」と題された20ページほどの冊子です。
      原発事故のあと、南相馬市を拠点に住民の被ばく検査を行っている東京大学医科学研究所の坪倉正治医師の協力を受け、地元の母親たちが寄付金を募って作成しました。
      冊子には、身近な食材の中にも、もともと微量の放射性物質が含まれていることなどの基礎的な知識や子どもの健康に与える影響など住民の身近な疑問に答えるかたちで解説されていて、誰でも理解しやすい内容になっています。
      また、南相馬市の内部被ばく検査で放射性物質が検出された人は数パーセントとごく一部にとどまり、山に自生している山菜やキノコなどを継続的に食べたことが原因となったことなどがイラストを使ってわかりやすく紹介されています。
      この冊子は2万冊作られ、今後、南相馬市の公立の小中学校などに配布されるほか、希望があれば市外の学校にも配布する予定だということです。
      冊子の作成に協力した坪倉医師は、「子どもたちが正しい知識を身につけて体の状況をきちんと理解し、不安や悩みを取り除くきっかけになれば」と話していました。

      08月19日 09時12分