まんだらけ万引き犯逮捕へ 50代の男を任意同行、聴取に犯行否認
2014年8月19日6時0分 スポーツ報知
警視庁中野署は18日、東京都中野区の古物商「まんだらけ」から、定価25万円の「鉄人28号」のブリキ製玩具を万引きした疑いが強まったとして、千葉県の50代の男を任意同行し、取り調べを始めた。容疑が固まり次第、逮捕する。男は任意の聴取に、「心当たりがない」と話している。
同店によると4日、ショーケースから1950年代の鉄人28号の玩具が盗まれた。店側は、同署に被害届を提出。5日に防犯カメラに映った万引き犯とみられる人物の顔写真にモザイク処理をし、店のホームページなどに、「1週間以内に返さないとモザイクを外し公開する」と警告文を掲載した。顔写真公開の是非が、議論を呼んでいた。
中野署は9日に、「捜査に支障が出る恐れがある」として店に公開中止を要請。店側は、警告文の返却期限切れとなった13日午前0時すぎに、公開中止を発表し、「今後は警察を信じてお任せする」としていた。警視庁によると、男は万引き事件の数日後、中野区内の別の店に、被害品とみられる玩具を売却。防犯カメラの人物と似ていたため、捜査線上に浮上した。