自己紹介


はじめまして。「超常現象の謎解き」を運営している本城達也と申します。
ここでは少し自己紹介しておきたいと思います。

私はオカルト雑誌『ムー』と同じ1979年に生まれましたので、『ムー』と同い年です。子どもの頃は普通にオカルト話を信じていました。大人になり、20歳を過ぎたあたりから、より詳しく調べるようになったため現在のように懐疑的なスタンスにはなりましたが、オカルトに興味を持っている気持ちはまったく変わりません。

真相がとっくの昔に判明している事件にもかかわらず、その事件に関連するグッズを集めてしまったり、海外の古書店を巡って、100年前の絶版本を探したりするのも興味があるからです。

私が何かを調べようと思う原動力も、対象への興味からきています。興味があるからこそ、手間がかかる調査も続けられます。決してオカルトを撲滅しようとか、笑いものにしようとか、そういった目的ではありません。

ですから、オカルトを何が何でも否定しようとしたり、常に見下してバカにした態度を取るような人たちとは考え方が相容れません。

かつて、私が理想とするアメリカの懐疑論者カール・セーガンは、次の指針を掲げていました。

「健全な懐疑精神と驚嘆する感性の結婚」

一見、相反するようなこの二つをうまく同居させること、それこそが私の願いでもあり、生涯にわたっての指針です。