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境港市長が北朝鮮を訪問へ
8月19日 3時05分

境港市長が北朝鮮を訪問へ
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かつて北朝鮮との貿易が盛んだった鳥取県境港市の市長が、経済視察を目的に北朝鮮北東部のラソン経済特区を訪問する予定であることが分かり、政府が北朝鮮への渡航の自粛要請を解除したあと自治体のトップが北朝鮮を訪問するのは初めてとみられます。

これは、北朝鮮のラソン経済特区に詳しい関係者や鳥取県境港市が明らかにしたものです。それによりますと、境港市の中村勝治市長は、20日に中国・吉林省で開かれる国際会議に出席したあと、21日に北朝鮮と国境を接する吉林省琿春市の担当者と共に日帰りで北朝鮮のラソンを訪問する予定だということです。そして、日本海に面したラソンの港を視察し、地元当局者から港の設備などについて説明を受けることにしています。
境港市にある境港では、かつて北朝鮮と水産物や中古車などの貿易が盛んに行われ、2006年に日本が北朝鮮に制裁措置を科すまでは、北朝鮮籍の船が頻繁に入港していました。境港市は、今回の市長のラソン訪問は境港と中国東北部を結ぶ新たな国際物流ルートを検討するためだとしています。
先月、北朝鮮が拉致被害者らを調査する「特別調査委員会」を設置したことを受けて政府が北朝鮮への渡航の自粛要請を解除したあと、自治体のトップが北朝鮮を訪れるのはこれが初めてとみられます。

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