国際ローマ法王、ソウルのミサで元慰安婦の手握る 支援バッジ、胸元につける2014.8.18 11:04

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ローマ法王、ソウルのミサで元慰安婦の手握る 支援バッジ、胸元につける

2014.8.18 11:04 韓国
朝鮮半島の平和と和解を願うミサで、元慰安婦の女性の手を握るローマ法王フランシスコ(左)=18日、ソウルの明洞聖堂(聯合=共同)

朝鮮半島の平和と和解を願うミサで、元慰安婦の女性の手を握るローマ法王フランシスコ(左)=18日、ソウルの明洞聖堂(聯合=共同)

 韓国を訪問中のローマ法王フランシスコは最終日の18日、ソウルの明洞聖堂で朝鮮半島の平和と和解を願うミサを行った。法王はミサの冒頭で2~3分にわたり、最前列に座った元慰安婦の韓国人女性7人全員の手を握り、うち1人から手渡された元慰安婦を支援するバッジを胸元に着けた。韓国の朴槿恵大統領もミサに出席した。

 バチカンの報道官は、今回の元慰安婦との接触などは「弱者に寄り添う」との法王の精神によるもので、政治的意図はないと強調している。韓国政府は法王の権威を背景に、日本に対し慰安婦問題での前向きな対応を一層強く求める可能性がある。

 法王は5日間の訪韓中、朴大統領との会談や若者との交流を通じて南北の対話を促し、緊張が続く朝鮮半島の統一とアジア地域の安定を願う平和外交を展開した。(共同)

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ミサでローマ法王フランシスコ(中央)にバッジを手渡す元慰安婦の金福童さん=18日、ソウルの明洞聖堂(聯合=共同)
朝鮮半島の平和と和解を願うミサに出席した韓国の朴槿恵大統領(中央)=18日、ソウルの明洞聖堂(聯合=共同)

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