本来寒い地域に生息しているペンギンやセイウチたちに暑い夏を乗り切ってもらおうと、北海道小樽市のおたる水族館で14日、暑気払いの氷の塊をプレゼントするイベントが開かれた。
大きな氷が置かれると、ジェンツーペンギンたちは上に乗ったり、くちばしでつついてかけらをくわえたりして愛くるしい姿を見せ、夏休みで訪れた家族連れらを楽しませた。
大きな牙が特徴のセイウチには魚入りの氷が贈られたが、氷には興味を示さず、解けるのを待って魚だけをつついた。15日もあるが、海獣飼育課長の角川雅俊さん(47)は「涼より魚のようで」。【遠藤修平】