徒手護身術論
- 2014/07/25
- 00:27
格闘技が発達したこの100年、伝統武道の地位は著しく脅かされました
そもそも理解されるべきなのは格闘技と武術は主旨が異なります
それは相撲を例にとれば分かりやすい事で、戦場や命のやり取りをする場面でなく人工的な環境下で技術を競うものです
また教練を目的としたものも多く、古くはボクシングもレスリングもギリシャローマ時代から教練科目でした
娯楽と教練を兼ねるものも多く、モンゴルでもレスリングや馬術を教練と娯楽にしています
一方で武術、武道には戦場の技術を追究したものが多く、不可分のものでした
しかし様式化も同時に進行して必ずしも実戦だけで構成されるとも言えないですね
日本の場合、江戸期に武道は板間のものになり、競技も発達するものも多く、ここでも特殊化が起きています
沖縄の場合は薩摩の支配下で武器を制約され、結果的に棒術や雑器と徒手の空手が発達しますが、この際中国武術が主に参考になっています
日本での柔術は日本刀を前提に発達していますので拳や蹴りより投げや崩しに発達しています
すべて環境の与える影響が大きいですね
近代以降は人工的な環境で競技化するものが多く、この場合は相撲に似てプロ格闘家を養成する傾向も強く
ここで技術は長足の進化を遂げます
伝統武道、武術は実戦や様式が基本になっていますのでこの近代格闘技の進化に圧倒される面も否めませんでした
一方で伝統武術への幻想的崇拝や信仰もいまだに根強いものがありますが、客観的に分析出来る要素だけでも本来十分な資産であり、そこを抽出していく事で近代格闘技と融合、互していく事も可能です
総ては正しくその主旨、経緯、得意不得意の分析であると思います
当会で徒手護身術として採用しているのはあくまで剣や武器術と同じ価値観で
人体に無理のない生涯運動として実践可能なものであって、プロ格闘家向きの体力や打たれ強さ等を必要としないものです
その視点で健康効果ともしもの備えに供するものである場合、技術は伝統武術の合理的な動きの要素を備えつつ、具体的技術は近代格闘技を多く採用した折衷になりました
恵まれた身体資産を前提にしない以上、急所攻撃を採用しなくてはとても使い物になりません
近代格闘家の優れた技術、体力を侮る伝統武術家は余りにも無知、蒙昧でしかありません
一方で伝統武術は武器術であったり歴史的経緯の長さからも合理的な動きという意味ではまだまだ学ぶべきものがあります
急所攻撃を前提にしたものとしては太気拳が多いに参考になります
伝統空手のものは棒術に近い遠間、半身の動き(松濤館)の要素があり、徒手に特化した場合は太気拳のものの方がより合理的に思います。勿論様々なスタイルも有効であれば検証を通じて定着していくものと思いますし、当会は特定のスタイルを教条的に指導する事がないのは剣や武器術でも採用している基本精神です
眼は人体で最も弱い急所であり、視界が奪われる事で一時的に殆ど対抗能力を喪失します
眼は鍛える事も出来ない上に眼を攻撃される前提では競技の様には攻防を展開できなくなります
総て近代競技格闘技はルールにのって構成されたものだと判ります
高い蹴り技も同様に簡単に出せるものではありません、同様に投げ、組み付きも眼潰しがあっては容易でありません、まだ低いタックルの方が余程有利でしょう
襟を取って投げるにも、突進をかますにも全て眼潰しを前提にした場合大きく制約が出ます
故に競技格闘技は眼潰しを絶対のルール違反とするわけです
眼潰しが成功し相手が一時的に無力化した状況では通常の打撃技術のラッシュでフィニッシュが可能です
サンドバッグ打ちと何ら変わらない一方的攻撃が可能です
高い蹴りは必要なく、相手を引きつけたり倒してから蹴る事が出来ます
ボクササイズで行うような単純な打撃でも十分に相手をフィニッシュ出来ます
眼潰しがある展開では武器術に酷似した状況判断や移動ステップ、軽くても初速からはやくて継続性のある打撃が必要になります
競技格闘技では素早さや持続する力よりも圧倒的インパクト、力積がものを言う場面も多いでしょうが
急所攻撃をするには武器術的な要領で十分です
相手が無力化していれば体格差や打たれ強さに差があってもフィニッシュは十分可能です
こうしてみて初めて体力体格打たれ強さを克服した護身術が現実味を持ちます
それほどに格闘技を磨いた人の技術体力は圧倒的です
伝統武術家の妄想で完結しているよりも我々は現実的に通用する技術であり、同時により生涯健康にも効果的な技術の存在を追究したいと考えています
スパー(マススパー、寸止め)で十分試合形式に出来るのも優れたものです
必要なく用具は眼をカバーする作業メガネと革手袋で十分で、あとは各人がサボーター、プロテクターを着ければいいだけです
既に稽古会で実践して検証をして来ましたが、ソフトソードも規格が安定して来ましたので徒手も再開して盛り上げて行きたいと思います
ご興味のある皆様のお越しお待ちしています
そもそも理解されるべきなのは格闘技と武術は主旨が異なります
それは相撲を例にとれば分かりやすい事で、戦場や命のやり取りをする場面でなく人工的な環境下で技術を競うものです
また教練を目的としたものも多く、古くはボクシングもレスリングもギリシャローマ時代から教練科目でした
娯楽と教練を兼ねるものも多く、モンゴルでもレスリングや馬術を教練と娯楽にしています
一方で武術、武道には戦場の技術を追究したものが多く、不可分のものでした
しかし様式化も同時に進行して必ずしも実戦だけで構成されるとも言えないですね
日本の場合、江戸期に武道は板間のものになり、競技も発達するものも多く、ここでも特殊化が起きています
沖縄の場合は薩摩の支配下で武器を制約され、結果的に棒術や雑器と徒手の空手が発達しますが、この際中国武術が主に参考になっています
日本での柔術は日本刀を前提に発達していますので拳や蹴りより投げや崩しに発達しています
すべて環境の与える影響が大きいですね
近代以降は人工的な環境で競技化するものが多く、この場合は相撲に似てプロ格闘家を養成する傾向も強く
ここで技術は長足の進化を遂げます
伝統武道、武術は実戦や様式が基本になっていますのでこの近代格闘技の進化に圧倒される面も否めませんでした
一方で伝統武術への幻想的崇拝や信仰もいまだに根強いものがありますが、客観的に分析出来る要素だけでも本来十分な資産であり、そこを抽出していく事で近代格闘技と融合、互していく事も可能です
総ては正しくその主旨、経緯、得意不得意の分析であると思います
当会で徒手護身術として採用しているのはあくまで剣や武器術と同じ価値観で
人体に無理のない生涯運動として実践可能なものであって、プロ格闘家向きの体力や打たれ強さ等を必要としないものです
その視点で健康効果ともしもの備えに供するものである場合、技術は伝統武術の合理的な動きの要素を備えつつ、具体的技術は近代格闘技を多く採用した折衷になりました
恵まれた身体資産を前提にしない以上、急所攻撃を採用しなくてはとても使い物になりません
近代格闘家の優れた技術、体力を侮る伝統武術家は余りにも無知、蒙昧でしかありません
一方で伝統武術は武器術であったり歴史的経緯の長さからも合理的な動きという意味ではまだまだ学ぶべきものがあります
急所攻撃を前提にしたものとしては太気拳が多いに参考になります
伝統空手のものは棒術に近い遠間、半身の動き(松濤館)の要素があり、徒手に特化した場合は太気拳のものの方がより合理的に思います。勿論様々なスタイルも有効であれば検証を通じて定着していくものと思いますし、当会は特定のスタイルを教条的に指導する事がないのは剣や武器術でも採用している基本精神です
眼は人体で最も弱い急所であり、視界が奪われる事で一時的に殆ど対抗能力を喪失します
眼は鍛える事も出来ない上に眼を攻撃される前提では競技の様には攻防を展開できなくなります
総て近代競技格闘技はルールにのって構成されたものだと判ります
高い蹴り技も同様に簡単に出せるものではありません、同様に投げ、組み付きも眼潰しがあっては容易でありません、まだ低いタックルの方が余程有利でしょう
襟を取って投げるにも、突進をかますにも全て眼潰しを前提にした場合大きく制約が出ます
故に競技格闘技は眼潰しを絶対のルール違反とするわけです
眼潰しが成功し相手が一時的に無力化した状況では通常の打撃技術のラッシュでフィニッシュが可能です
サンドバッグ打ちと何ら変わらない一方的攻撃が可能です
高い蹴りは必要なく、相手を引きつけたり倒してから蹴る事が出来ます
ボクササイズで行うような単純な打撃でも十分に相手をフィニッシュ出来ます
眼潰しがある展開では武器術に酷似した状況判断や移動ステップ、軽くても初速からはやくて継続性のある打撃が必要になります
競技格闘技では素早さや持続する力よりも圧倒的インパクト、力積がものを言う場面も多いでしょうが
急所攻撃をするには武器術的な要領で十分です
相手が無力化していれば体格差や打たれ強さに差があってもフィニッシュは十分可能です
こうしてみて初めて体力体格打たれ強さを克服した護身術が現実味を持ちます
それほどに格闘技を磨いた人の技術体力は圧倒的です
伝統武術家の妄想で完結しているよりも我々は現実的に通用する技術であり、同時により生涯健康にも効果的な技術の存在を追究したいと考えています
スパー(マススパー、寸止め)で十分試合形式に出来るのも優れたものです
必要なく用具は眼をカバーする作業メガネと革手袋で十分で、あとは各人がサボーター、プロテクターを着ければいいだけです
既に稽古会で実践して検証をして来ましたが、ソフトソードも規格が安定して来ましたので徒手も再開して盛り上げて行きたいと思います
ご興味のある皆様のお越しお待ちしています