シリア邦人拘束:千葉県在住の男性か
毎日新聞 2014年08月18日 11時35分(最終更新 08月18日 13時17分)
内戦中のシリア北部で過激派組織「イスラム国」に拘束された可能性がある日本人は、インターネット上に公開された武装勢力の尋問に対し「ハルナ・ユカワ」と名乗っていた。関係者によると、この男性は千葉市在住の湯川遥菜(はるな)さんとみられる。
湯川遥菜(はるな)さんのものとみられるフェイスブックによると、湯川さんは「民間軍事会社」と称する「ピーエムシー」(PMC、東京都江東区)の「最高経営責任者」を務める。同社関係者によると、周辺に「防衛関係の仕事に携わりたい」と話し、今年1月にPMCを設立したという。
PMCの「顧問」を務めている木本信男さん(70)=水戸市千波町=は「湯川さんは6月にシリアへ行った。その際、電話で『危険だと思ったら、すぐに日本に戻った方がいい』と注意した」と話している。
PMCのホームページでは、主な業務に▽治安不安定危険地域での情報収集活動▽日本人海外渡航者の警備と武装警備−−などを挙げ、「国外に限定したセキュリティーサービスを行っております」と記している。ただ会社関係者は「こうした業務を行っている様子はなかった」と話す。
またブログには、今年2月の東京都知事選に出馬した元航空幕僚長の田母神俊雄氏と握手する写真と、「御当選を心から願っております」との書き込みなどがあった。【竹内良和、狩野智彦、中里顕】