激しい雨が降り続いた京都府福知山市は17日、市内全域の約3万5千世帯、約8万人に避難勧告を出した。土砂崩れで女性がけがしたほか、冠水するなどして住民が孤立。災害派遣の要請を受けた陸上自衛隊が救助に当たった。兵庫県丹波市でも土砂崩れがあり、住人男性が死亡した。
京都府によると、府北部で由良川の水位が上昇したなどとして、舞鶴市も約2千世帯に避難勧告を出した。福知山市によると、17日午前3時半ごろ、市内の女性宅に土砂が流入。寝ていた女性(76)が頭に軽傷を負った。
兵庫県丹波市では17日午前6時50分ごろ、同市市島町徳尾の木造2階建て住宅に、大雨で崩れた裏山の土砂が流入していると住人が県警に通報。約6時間半後、倒壊した家から無職志賀輝行さん(79)が見つかったが死亡が確認された。志賀さんの妻(73)は1階部分から救出された。
市島町与戸のキャンプ場「キャンプリゾート森のひととき」では17日未明、場内や付近の道路を土砂や倒木がふさぎ、キャンプ客約300人が一時孤立したが、全員無事だった。
西日本高速道路によると、兵庫県と福井県を結ぶ舞鶴若狭道の一部でも土砂崩れや倒木が発生、一時通行止めとなった。
JR西日本は17日、新大阪と城崎温泉などを結ぶ「こうのとり」や、京都と福知山などを結ぶ「きのさき」「まいづる」「はしだて」の特急計56本が運休となった。
〔共同〕
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