米黒人少年射殺、正面から6発撃たれ うち2発は頭部に

2014年08月18日 14:09 発信地:ニューヨーク/米国

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×米ミズーリ(Missouri)州ファーガソン(Ferguson)で黒人少年が警察官に射殺された事件で、デモ隊に向かって警察が発射した催涙ガスを浴び、牛乳で顔を洗い流す女性(2014年8月17日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Joshua Lott
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【8月18日 AFP】米ミズーリ(Missouri)州ファーガソン(Ferguson)で武器を持っていなかった黒人少年のマイケル・ブラウン(Michael Brown)さん(18)が白人警官に射殺された事件で、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は17日、ブラウンさんが少なくとも6回撃たれていたことが分かったと報じた。銃弾2発は頭部に命中していたという。

 NYタイムズが伝えたのは、ブラウンさんの家族の要請でマイケル・ベイデン(Michael Baden)元ニューヨーク(New York)市検視局長が実施した独立の検視結果。初期段階の見立てによれば、ブラウンさんは頭部を2回、右腕を4回、いずれも正面から撃たれていたという。

 抗議デモや暴動で緊迫した状況が続くファーガソンでは17日夜、夜間外出禁止令が有効となる午前0時の3時間前に機動隊が一部暴徒化したデモ隊に向けて催涙ガスを発射。地元テレビによると、人々は火炎瓶で応酬し、群衆の中で銃声も聞こえたという。(c)AFP

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