「英国からの独立」の是非を問う北部スコットランドの住民投票が1カ月後に迫る。9月18日に向け賛否両論で沸く中、通貨ポンドの扱いが賛成論の壁になってきた。
7月中旬、スコットランドの首都エディンバラ。夕暮れ時に市内の講堂にビールを手にした人々が続々と集まった。「なぜロンドンの政治家たちが原子力発電所や核政策を決めるのか」「もっと独自の文化を発信したい」。独立賛成派の会合は伝統音楽や詩の朗読をはさん…
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