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経済
【経済裏読み】サムスンは「中国」に食われ、「不況型黒字」に覆われる韓国経済の長期低迷…腰重い韓国中央銀、縮む個人消費、日本の20年前に酷似
韓国の崔副首相は7月の国会で、「典型的な日本の失われた20年に現れた姿」と述べ、日本と同じ轍を踏むことへの警戒感をあらわにした。デフレと円高下にあって過度な経常黒字を生んだ平成6(1994)年ごろの「失われた20年の前兆」に似ているとの見方だ。
100兆円の個人負債が“信管”か
一方、韓国銀行の李柱烈総裁は、日本型不況に陥る可能性は低いとの認識を示したが、中央日報は「議論が日本のような極端な通貨(金融)緩和政策が必要という主張に拡大するのを警戒する姿」と論評した。
ちなみにインフレ抑制には関心を持つが、挑戦的な金融政策に難色を示す中央銀行の様子もまた、「失われた20年」の中の日銀に似ている。日本はバブル崩壊で不良債権問題が深刻化し、金融機関の再編が加速。リストラを伴う不良債権処理でようやく問題を収束させたが、現在でもなお、デフレ解消を最重要課題に戦っている真っ最中だ。
韓国にバブルはないが、中央日報は「別の信管がある」と指摘。1000兆ウォン(100兆円)を超える個人負債が成長を抑圧していることを懸念した。
GDPは下方修正、物価も下落
聯合ニュースによると、韓国銀行は7月、2014年の国内総生産(GDP)の成長率見通しを従来の4・0%から3・8%に下方修正。あわせて2015年の成長率見通しも4・2%から4・0%に引き下げた。
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